サンマ漁獲量が過去最低、漁場遠くしけ続きが原因

北海道根室市の花咲港で水揚げされるサンマ=8月27日
北海道根室市の花咲港で水揚げされるサンマ=8月27日

全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)は10日、10月末までの全国のサンマ漁獲量が過去最低となる9440トンだったと発表した。これまでの過去最低だった昨年同期の1万2913トンの73%にとどまった。

例年10月には魚群が日本近海に近づくが、同組合の大石浩平専務理事によると、主な漁場が昨年より遠いことに加え、しけが続き思うように漁ができていないという。大石専務理事は「このままでは漁期を通じて過去最低だった昨年を下回るかもしれない」と話した。

同組合によると、北海道ではサンマ水揚げ量日本一の花咲港は6707トン(昨年同期比106%)と若干増えたものの、全国の港で軒並み昨年より水揚げが落ち込んだ。