ロッテ、山本攻略できず完封負け 五回以降は完ぺきに抑えられる

9回、試合を見つめるロッテ・井口監督(右奥)ら=京セラドーム
9回、試合を見つめるロッテ・井口監督(右奥)ら=京セラドーム

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は10日、セ、パ両リーグのファイナルステージが開幕し、パは優勝したオリックスがレギュラーシーズン2位のロッテを1―0で下した。ロッテはオリックスの山本を前に手も足も出なかった。散発4安打で完封負け。五回以降は完璧に抑えられた。

一回に許した先制点が最後まで重くのしかかった。先発の石川の制球が定まらない。「最初、ちょっと力み過ぎた」。2四球を与えて2死一、二塁から、T-岡田にやや甘く入った148キロの直球を右前へ運ばれ、1点を先制された。その後立ち直り、7回5安打1失点とまとめたものの、ホームは遠かった。

序盤にチャンスがなかったわけではない。四回までは毎回、安打を放った。四回2死三塁の好機では山口が見逃し三振に倒れ、井口監督は「ちょっともったいなかった」と振り返った。

オリックスに2勝のリードを許した。相手エースの圧巻の投球を前に、指揮官は「切り替えてやっていくしかない」と話すしかなかった。(神田さやか)