首相、財務次官処分考えず 「ばらまき合戦」寄稿で

首相官邸に入る岸田首相=10日午前8時52分
首相官邸に入る岸田首相=10日午前8時52分

岸田文雄首相は月刊誌「文芸春秋」12月号のインタビューで、衆院選などに絡む政策論争を同誌11月号で「ばらまき合戦のようだ」と批判した財務省の矢野康治事務次官の処分について「全く考えていない」と明言した。「いろんな議論があっていい。政府の結論が出たら従ってもらえると信じている」とも述べた。

憲法改正をめぐっては「少なくとも自民党内で合意した4項目の改正は賛成だ」として、9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設などの必要性を強調。首相在任中の改憲実現に意欲を示した上で「最後は国民投票によって改正するかどうかが決まる。国会でも国民の間でも憲法改正の議論が広がってほしい」と訴えた。