翔タイム!大谷

全米が認める「賞タイム、大谷」 来季へ残すはタイトル獲得

リアル二刀流の活躍を見せたエンゼルス・大谷。まさに賞レースを総なめする勢いだ(USA TODAY)
リアル二刀流の活躍を見せたエンゼルス・大谷。まさに賞レースを総なめする勢いだ(USA TODAY)

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)がオフの賞レースでもセンセーションを巻き起こしている。各賞を主に選ぶのはファンのみならず、選手、監督やコーチ、さらにはコミッショナーまで、みんな大谷にぞっこんなのだ。

10月28日には、選手同士の投票で選ばれる選手会の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に日本選手として初めて大谷が選出された。選手間投票ではア・リーグの年間最優秀野手にも選ばれ、2冠となった。数ある賞のなかでも、敵味方で戦う選手が大谷の名前を挙げたことに価値がある賞。安打の記録を塗り替えたあのイチローさんでさえ、受賞の栄誉は受けていない。リアル二刀流で真価を発揮し、大リーグの〝常識〟を変えたからこそ成し遂げた偉業だ。

大谷は受賞会見で「すごくうれしい。他の賞ももちろんうれしいが、現場の、実際に戦っている選手からそう(年間最優秀選手と)言ってもらえるのは特別なこと。それは自分にとっても特別だし、本当にうれしいこと」と満面の笑顔だった。

コミッショナー特別表彰のトロフィーを手にするエンゼルスの大谷 (AP)
コミッショナー特別表彰のトロフィーを手にするエンゼルスの大谷 (AP)

選手会の2日前には、7年ぶりとなるコミッショナー特別表彰を受けた。現在のマンフレッド氏が就任してからは初めての表彰。前のセリグ・コミッショナーが創設して15年に退任するまで15人が選ばれ、イチローさんも2004年の最多安打記録の更新などを理由に翌05年に受賞している。

喜びの会見でマンフレッド・コミッショナーは「大谷は桁外れで異例だ。歴史的に重要である」と理由を語った。大谷が「自分でいいのかな」と話すと、「もちろん。かなりの確信を持っている」と返すほど大谷の価値を認めた。