グーグル巨額制裁を支持 EU裁判所、3千億円

米グーグルのニューヨークオフィスに掲げられたロゴ(共同)
米グーグルのニューヨークオフィスに掲げられたロゴ(共同)

欧州連合(EU)司法裁判所の一般裁判所(ルクセンブルク)は10日、米IT大手グーグルが自社の商品価格比較サービスを優遇して公正な競争を妨げたとして、同社に約24億2千万ユーロ(約3160億円)の制裁金を科したEU欧州委員会の決定を支持し、取り消しを求めたグーグル側の訴えを退けた。

裁判所は、インターネット検索市場で圧倒的なシェアを誇るグーグルが支配的地位を乱用したと認定。巨大IT企業の影響力抑制を狙う欧州委の動きを後押しする形となった。

グーグルにとって大きな打撃となるが、同社は最高裁に当たる欧州司法裁判所に上訴することができる。

欧州委は2017年6月、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)に違反したとして制裁金の支払いを命じたと発表。単独企業に対する同法違反の制裁金としては当時過去最大額だった。(共同)