ロイヤルホテル、2期連続最終赤字 宿泊や宴会苦戦

ロイヤルホテルが10日発表した令和3年9月中間連結決算は、最終損益が31億円の赤字(前年同期は47億円の赤字)だった。中間期としては2期連続の最終赤字。宿泊や法人宴会で苦戦するなど、新型コロナウイルス禍の長期化が影響した。

本業のもうけを示す営業損益も50億円の赤字。売上高は「コロナ禍で延期していた婚礼の受注が戻った」(財務部長)ことなどから、収益認識に関する新会計基準前と比べ4・9%増の63億円とやや改善した。客室稼働率は回復基調にあるものの、大阪、東京、広島の主要ホテルで中間期は2~3割台となり、厳しい状況が続いている。

4年3月期の連結業績予想は「新型コロナの収束が見通せず、合理的な算定が困難」などとして未定とした。

一方、「京都ホテルオークラ」(京都市中京区)などを運営する京都ホテルも、9日発表の令和3年9月中間決算で最終損益が3億円の赤字(前年同期は16億円の赤字)となった。最終赤字は2期連続。宿泊、宴会、レストランと全事業で上向いたが、コロナ禍の影響がなかった2年前の売上高と比較すると3割程度にとどまっている。