TSMC進出、予算確保へ 経産相、半導体製造強化 安保相も歓迎

半導体メーカーTSMCのロゴ=台湾・新竹、1月(ロイター=共同)
半導体メーカーTSMCのロゴ=台湾・新竹、1月(ロイター=共同)

萩生田光一経済産業相は10日の閣議後記者会見で、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県での工場建設を決めたことに関連し、半導体の製造基盤の確保に向けて「必要な予算の確保と数年度にわたる支援の枠組みを速やかに構築したい」と述べた。

半導体の供給網強化を巡っては米国などが大規模な財政支援をしており、萩生田氏は「他国に匹敵する措置」を講じる考えも示した。

小林鷹之経済安全保障担当相も閣議後記者会見で、TSMCの熊本工場に関し「率直に歓迎したい」と述べた。経済安保の観点から、半導体の供給網強化の必要性を指摘。国内にある半導体関連産業の既存工場について「刷新を図らないといけない」とも話し、関係省庁と連携して取り組む考えを強調した。