フォト特集

「NO BEIJING 2022」 シューズで北京五輪反対、NBA選手

来年2月の北京冬季五輪を控え中国国内の人権状況に懸念が高まる中、米プロバスケットボールNBAセルティックスのエネス・カンター選手(29)が、「北京五輪にノーを」などと書かれたシューズを履いてプレーし注目を集めている。

シューズは風刺アート作品で、中国批判で知られる上海出身のアーティスト、巴丟草氏(オーストラリア在住)らがデザインを手掛けた。ウイグルやチベット、香港に対する弾圧を糾弾する内容もあり、世界各地の人権活動家らやファンが熱い声援を送る。

カンター選手はスイス生まれのトルコ系。10代で米国に移住した。会員制交流サイト(SNS)では、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の顔や「ウイグルの人々に自由を」などのメッセージがかかれたTシャツ姿で、中国の習近平国家主席を「冷酷な独裁者だ」と非難している。(共同)


メッセージが書かれたシューズを履く、NBAセルティックスのエネス・カンター選手=10月22日(USA TODAY =ロイター)
メッセージが書かれたシューズを履く、NBAセルティックスのエネス・カンター選手=10月22日(USA TODAY =ロイター)
NBAセルティックスのエネス・カンター選手(左)(AP=共同)
NBAセルティックスのエネス・カンター選手(左)(AP=共同)

会員限定記事会員サービス詳細