法隆寺金堂壁画を限定公開 CF寄付者に

限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町
限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町

世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)は9日、1949年に火災で焼損した金堂壁画(国重要文化財)の報道向けの見学会を開いた。10~21日(15日は休み)には、将来的な公開に向けた調査費用を調達するためのクラウドファンディング(CF)で寄付した人に限って公開する。CFは既に終了している。

限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町
限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町

壁画は寺の収蔵庫で保管され、原則非公開。寺は専門家らによる委員会をつくり、公開に向け検討を重ねている。今回の限定公開では、収蔵庫に人が入った際の温度変化などデータ収集も行う。

限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町
限定で公開される法隆寺の金堂壁画=9日午後、奈良県斑鳩町

壁画は、金堂壁面に描かれていた7世紀末~8世紀初頭の仏教絵画。如来や菩薩、浄土図などで、日本の古代仏教壁画の最高峰とされる。49年1月、火災で焼損。翌年に文化財保護法が制定された。