北ミサイル「1発」に修正 防衛省、宇宙物体を誤認

北朝鮮の国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮の国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験(朝鮮中央通信=共同)

防衛省は9日、北朝鮮が10月19日に発射した短距離潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)について、当初発表した2発ではなく1発だったと修正した。警戒監視レーダーが宇宙空間の人工物を弾道ミサイルと誤認したという。確認されたミサイル1発は落下後に低空飛行し、再び急上昇する「プルアップ軌道」を描いたとの分析も示した。

人工物をミサイルと誤認した理由について、防衛省は「警戒監視レーダーの能力が向上したため」とした。担当者は「極めてまれな条件で起きた偶然の産物。対応を見直し、能力の向上に努める」とした。

ミサイルはロシア製「イスカンデル」の改良型で、潜水艦から発射したとみられる。防衛省が北朝鮮のプルアップ軌道を確認したと発表したのは初めて。北朝鮮はミサイルが水平移動する「側面軌道」を描いたと発表していたが、確認されなかったという。