滑走路で初の事故対応訓練 関空、コロナ減便を機に

関西空港の滑走路上で行われた事故対応訓練=9日午後
関西空港の滑走路上で行われた事故対応訓練=9日午後

関西空港で9日、貨物機が着陸に失敗して火災が発生し負傷者も出た想定で、開港以来初めて、滑走路上で事故対応訓練が行われた。空港を運営する関西エアポートとグループ会社の約60人が参加した。

関西エアによると、新型コロナウイルス禍で減便が続いていることから、防災関連工事のために滑走路が一時的に閉鎖となる時間帯を利用し、訓練の機会を設けた。

関西空港の滑走路上で行われた事故対応訓練=9日午後
関西空港の滑走路上で行われた事故対応訓練=9日午後

今回の訓練では、同社が空港に配備する消防車で駆け付けた社員らが、滑走路上に止まっている貨物機のエンジンが炎上しているとの想定で放水し、消火活動の手順を確認した。

関西エアのグループ会社で消防業務を担当する山野晃一さんは「ホースの延長がうまくいかず、反省点もあった。滑走路は一番(事故の)発生確率が高いので、検証して今後につなげる」と話した。