ミャンマーめぐり300万人に支援必要 国連高官が声明

ミャンマー・ヤンゴンで国軍のクーデターに反対するデモをする人々=7月(ゲッティ=共同)
ミャンマー・ヤンゴンで国軍のクーデターに反対するデモをする人々=7月(ゲッティ=共同)

国連人道問題調整室(OCHA)のグリフィス室長(事務次長)は8日、国軍のクーデターによる混乱が続くミャンマー情勢を巡り、人道支援が必要な人々は300万人以上に達し「人道状況は悪化の一途をたどっている」と警告する声明を発表した。

一方、安全保障理事会は8日、総選挙から1年の節目に合わせてミャンマー情勢を非公開で協議。外交筋によると、欧米の理事国は民主化への支援を改めて確認する声明をまとめたい意向で、今後も調整を続ける。

グリフィス氏は、北西部チン州などで暴力行為が激化しており「極めて憂慮すべき状況だ」と指摘。混乱が続けば、支援が必要な人の数は「増える一方だ」と危機感を示した。

人道支援に関しては、物資を人々に確実に届けるため、支援活動を妨害しないよう全当事者に要求。また深刻な資金不足に直面しているとして、国際社会に対してさらなる資金の提供を訴えた。(共同)