苦悩深める公明 目玉公約の10万円「一律」給付2021/11/9 20:23児玉 佳子有料プラン記事政治政局ライフからだくらしみんなの反応子供への10万円給付の意義を訴える公明党の山口那津男代表=9日午前、国会内(矢島康弘撮影)政府が新型コロナウイルス対策として支給予定の18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、公明党が苦悩を深めている。公明は先の衆院選で公約に掲げたことを理由に、親の所得で支給対象を限定しない一律給付にこだわってきたが、9日の与党協議で自民党が年収960万円の所得制限を提案し、一律給付の実現が揺らぎはじめたためだ。「自民から引き続き『所得制限を設けるべきだ』という強い話があった」9日午後、公明の石井啓一幹事長は自民との協議を終えた後、記者団に苦渋交じりにこう語った。反応