ニカラグア左派連続4選へ 大統領選、野党弾圧に批判

ニカラグアの首都マナグアでのイベントに出席したオルテガ大統領(中央)=10月(ロイター=共同)
ニカラグアの首都マナグアでのイベントに出席したオルテガ大統領(中央)=10月(ロイター=共同)

中米ニカラグアで7日、大統領選が行われた。左派の現職ダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が候補。野党の有力候補は拘束されて立候補すらできておらず、オルテガ氏の連続4選、通算5期目入りが確実とみられる。

独裁色を強めるオルテガ政権に経済制裁を科す欧米は選挙の正統性を認めない方針とみられ、バイデン米政権は選挙後に追加制裁を検討しているとされる。

左翼ゲリラ組織サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)出身のオルテガ氏は1984年の大統領選で初当選。2006年に再選され、現在は連続3期目。

政権は18年に起きた反政府デモを武力で制圧して300人以上が死亡、10万人以上が国外に逃れたとされる。今年は大統領選に立候補する意向の野党指導者ら7人を含む約40人の反体制派を逮捕した。

有権者数は約450万人。亡命者らは棄権を呼び掛けている。オルテガ氏が来年1月に就任して任期5年を務めれば、計25年の長期政権になる。(共同)