青森

ブサカワ犬「わさお」の像お披露目 「生き返ったみたい」

除幕式でお披露目された「わさお」のブロンズ像=8日、青森県鯵ケ沢町(福田徳行撮影)
除幕式でお披露目された「わさお」のブロンズ像=8日、青森県鯵ケ沢町(福田徳行撮影)

不細工だけどかわいい「ブサカワ犬」として人気を集め、昨年6月に死んだ秋田犬「わさお」のブロンズ像が8日、青森県鯵ケ沢町の海の駅「わんど」でお披露目された。町民からは「生き返ったみたい」「今にも動き出しそう」などと喜びの声が上がり、在りし日のわさおをしのんだ。

像は同町のPRに多大な貢献をしたわさおに感謝の意味を込め、同町の有志で組織する「わさおありがとう実行委員会」が企画。昨年9月から募金や寄付、協賛金を募り、約530万円が集まった。

この日は関係者約30人が出席して除幕式が行われ、実行委の杉沢廉晴(やすはる)委員長が「わさおは町の誇り。鯵ケ沢町をわさおの町として語り継いでいきたい」とあいさつ。飼い主だった菊谷忠光さんが「わさおは全国を幸せにするためにこの町に来たと思う。末永く大切に愛してください」とお礼を述べた。

わさおは、イカ焼き店を営み平成29年に亡くなった菊谷節子さんに拾われた。その風貌から一躍、話題となり、同町の観光大使や映画の主演にも抜擢(ばってき)されるなど全国で人気となった。イカ焼き店の元従業員、木村実枝子さん(57)は像を目の前に「そっくり。迫力があり生き返ったみたい。今にも動き出しそうで、多くの人に見てもらいたい」と話していた。