左派オルテガ氏連続4選 ニカラグア大統領選

ニカラグアの首都マナグアでのイベントに出席したオルテガ大統領(中央)=10月(ロイター=共同)
ニカラグアの首都マナグアでのイベントに出席したオルテガ大統領(中央)=10月(ロイター=共同)

中米ニカラグアで7日大統領選が投開票され、左派のダニエル・オルテガ大統領(75)の連続4選、通算5期目入りが確実となった。国内外のメディアが8日報じた。他の候補者5人は知名度が低く、オルテガ政権は野党の有力者ら7人を事前に拘束して立候補を阻止するなど露骨に選挙に介入。国際社会から非難の声が上がった。

独裁色を強める政権に経済制裁を科す米国は追加制裁を検討。バイデン大統領は7日、「自由でも公正でも民主的でもない。選挙日の前から結果が操作されていた」と批判する声明を発表した。

選挙管理当局の発表によると、開票率約50%時点でオルテガ氏の得票率は約75%、2位の候補は約14%だった。投票率は65%以上としているが、現地メディアは実際には8割以上が棄権したと報じた。

政権は2018年に起きた反政府デモを武力弾圧して300人以上が死亡、10万人以上が国外に逃れている。(共同)