スイーツ甲子園 野田鎌田、チームワークで初の栄冠 味と細工のバランス評価

【第14回スイーツ甲子園】調理に臨む優勝した野田鎌田学園高等専修学校のメンバー=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)
【第14回スイーツ甲子園】調理に臨む優勝した野田鎌田学園高等専修学校のメンバー=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)

「クリスマス」をテーマに高校生らが腕を競い合った「スイーツ甲子園」の第14回大会で、初優勝を果たした野田鎌田学園高等専修学校(千葉県)の「blue star(ブルースター)」。途中でトラブルにも見舞われたが、3人のチームワークで乗り越え、参加65校143チームの頂点に立った。

予選を勝ち進み決勝大会に臨んだのは同チームのほか、慶誠高校(熊本県)の「etoile(エトワール)」、飯塚高校(福岡県)の「E’toile filante(エトワールフィラント)」、レコールバンタン高等部東京校(東京都)の「Moncoeur(モンクール)」の4チーム。参加者らの検温や消毒など新型コロナウイルス対策を徹底した上で実施した。4チームは2時間45分の制限時間で2台のケーキ作りに取り掛かった。

【第14回スイーツ甲子園】優勝した野田鎌田学園高等専修学校の「ワンダフル メモリーズ」=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)
【第14回スイーツ甲子園】優勝した野田鎌田学園高等専修学校の「ワンダフル メモリーズ」=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)

「blue star」はラズベリー、ピスタチオ、チョコレートなどを使ったケーキを作製。途中、材料がほぼ同じシロップとジュレを間違えて作るなどハプニングも起きたが、「大丈夫、安心して」などと互いに声をかけあい乗り切った。審査員の鎧塚俊彦(よろいづか・としひこ)さんは「味が洗練され、あめ細工などもバランスよく組み込まれていた」と評価した。

【第14回スイーツ甲子園】調理に臨む優勝した野田鎌田学園高等専修学校のメンバー=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)
【第14回スイーツ甲子園】調理に臨む優勝した野田鎌田学園高等専修学校のメンバー=7日午後、東京都世田谷区(桐山弘太撮影)

初優勝が決まった瞬間、3人は驚きのあまり互いに顔を見合わせたが、次第に笑みがこぼれた。2年の長谷川綾姫(あさひ)さんは「3人で物事を話し合って決めてきたのが正解だったと思う」と振り返り、2年の佐藤光さんは「言葉にならないくらいうれしいし、これまで練習してきた成果を発揮できてよかった」と喜びをかみしめた。

指導してきた岡安亜佐子さんは「今回の快挙は夢みたいだが、休みの日も、授業後も夜遅くまでついてきてくれた生徒のおかげです」と話した。