北朝鮮、米韓が訓練と非難 韓国は非公開

金正恩朝鮮労働党総書記=平壌(朝鮮中央通信=共同)
金正恩朝鮮労働党総書記=平壌(朝鮮中央通信=共同)

北朝鮮の対南宣伝サイト「わが民族同士」は5日付で、米韓が1日から空軍の合同訓練を行ったとして非難した。韓国が「表で平和や協力をわめきながら裏では外部勢力と野合し、侵略戦争演習に血眼になっている」と指摘した。

訓練は韓国メディアが報じたが、韓国政府は非公開訓練としており、北朝鮮の刺激を避けるためとの見方も出ている。

北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言を呼び掛ける韓国に、米韓演習などの「敵視政策」をやめることが前提だと主張している。今回の訓練を機に批判を強め、模索中の南北対話の主導権を握る思惑もありそうだ。

米韓は2017年まで毎年初冬に大規模合同演習「ビジラント・エース」を行ってきたが、18年6月の史上初の米朝首脳会談を受け同演習を中止し、比較的小規模な「戦闘準備態勢総合訓練」に代えた。(共同)