ロッテが王手 2年目佐藤都がサヨナラ打

【プロ野球CS1ロッテ対楽天】9回、サヨナラの適時打を放ち叫ぶロッテ・佐藤都志也=ZOZOマリンスタジアム(桐原正道撮影)
【プロ野球CS1ロッテ対楽天】9回、サヨナラの適時打を放ち叫ぶロッテ・佐藤都志也=ZOZOマリンスタジアム(桐原正道撮影)

6日開幕したプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで、パはレギュラーシーズン2位のロッテが3位楽天に5―4でサヨナラ勝ちした。

プロ2年目が試合を決めた。4-4の九回1死二塁、ロッテの代打佐藤都が右中間へサヨナラ打。「(試合中に)逆転されようが点を取られようがあきらめてはいなかった。言葉に表せないくらいうれしい」。シーソーゲームに終止符を打った23歳は、同期入団の先発・佐々木朗とハイタッチを交わした。

レギュラーシーズンの楽天戦(10月27日、楽天生命パーク宮城)。1点を追う九回2死の場面で代打出場したが空振り三振に倒れ、チームの優勝が消えた。「本当に悔しかった」。レギュラーシーズン終了後、ミニキャンプを敢行し、徹底的に振り込んだ。「何が何でも振るのではなく、疲れた中で最大のパフォーマンスが出せるようになった」。余分な力が抜けた。

この日は佐々木朗がプロ入り後、自己最速の159キロをマークし、6回4安打1失点(自責0)と好投した。試合をつくった同期に「負けだけは絶対につけてはいけない」と出番を待ち、最高の結果を出した。

井口監督は「(佐々木朗は)エースに近い投球だった。短期決戦なので初戦を取る、取らないではだいぶ違う」と、価値ある勝利にうなずいた。頼もしい若手の奮闘で、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。(神田さやか)