check!ラジオ大阪

「学校に行けない」 原因は起立性調節障害では

『ワダマミの子育て晴れたりくもったり』(毎週火曜 20時30分~)は、2児の母であり、子育て真っ最中の和田麻実子ラジオ大阪アナウンサーが、役立つ情報や、家族の日常の喜び・悩みなどを率直に語り、リスナーと思いを共有したり、経験者にアドバイスを求めたりする、子育て応援番組です。

11月2日の放送では、おすすめの本やグッズを紹介する「子育てのイロハ」のコーナーで、書籍『朝起きられない子の意外な病気「起立性調節障害」患者家族の体験から』の著者・武香織さんと電話を繋ぎました。学校に行きづらい子の理解のための、ひとつの情報になればと話します。

「起立性調節障害(OD)」は、思春期に発症することが多いと言われ、武さんは自身の息子が中1で発症。「まず、朝起きられなくなった。それまで部活の朝練にも行っていたのに、ある日、真っ白な顔をして『学校に行けない』と言い出して…。それが続いて悩んでいた時、通っていた耳鼻科でたまたま検査をしてもらえて、ようやく原因が分かった」と当時を振り返ります。子どもの5~10%が発症すると言われる病気ながら、この病に詳しい医師は全国的にもそれほど多くなく、診断を受けること自体、まだ難しい状況があるといいます。

武さんは、この病気の難しさを、その辛さが周りから理解されにくいことだと訴えます。「重要なのは周りの理解に尽きると言ってもいい」と強調し、「例えば、夕方になると元気になって、ゲームをしたり遅くまでテレビを見たりする。家族は、それが朝起きられない原因だとつい言ってしまったりする。学校の先生も、学校に行けないのは根性がないからだとか、明日こそは来れるだろう、とか言ってしまう。そうした言葉のプレッシャーが、さらに悪く影響することもある」と、ストレスを掛けないことが大切だと話しました。同時に、検査・診断を受け、薬物療法のほか、食事や運動など生活の中でもできることに取り組んでいくことが改善につながると話しました。

書籍には、武さんが直面したさまざまなエピソードが綴られており、現在は、電子書籍が発行されています。「『もしかしたら』と思う方は読んでいただけたら」とメッセージを送りました。

この放送は、11月9日(火)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。「ラジオ大阪 radiko ワダマミの子育て」で検索してください。