ロシアとベラルーシ、経済・軍事で統合強化 合意文書採択

ベラルーシとのオンライン会議に出席するプーチン露大統領=4日(AP)
ベラルーシとのオンライン会議に出席するプーチン露大統領=4日(AP)

ロシアとベラルーシは4日、プーチン、ルカシェンコ両大統領が出席する2国間政府会議をオンライン形式で開き、金融政策の調整やエネルギー市場の統一化など、経済や軍事面で統合を強化する合意文書を採択した。

昨年の大統領選後に起きた反政権デモを力で抑え込み欧米の制裁を受けるルカシェンコ政権と、北大西洋条約機構(NATO)側との対立を深め、ベラルーシとの統合を急ぎたいロシアの思惑が一致した形だ。

両国はソ連崩壊後の1999年に連合国家創設条約を締結したが、独立を維持したいルカシェンコ氏の抵抗で有名無実化していた。

プーチン氏は訪問先のクリミア半島セバストポリから「われわれは単なる隣人ではなく、真に兄弟的な国民だ。互いに助け合って困難な時期を乗り切り、外敵と戦ってきた」と述べ「この関係を永久に続けるために手段を尽くす」と強調した。ルカシェンコ氏もミンスクから「連合国家はベラルーシにとり優先中の優先課題だ」と応じた。会議では、両国間の軍事的協力を強化する軍事ドクトリン改定も採択された。(共同)