原油追加増産見送りか OPECプラス閣僚級会合

石油ポンプとOPECのロゴ(ロイター=共同)
石油ポンプとOPECのロゴ(ロイター=共同)

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は4日の閣僚級会合で、12月以降の原油生産態勢を協議した。エネルギー価格の高騰に苦しむ日米などの消費国が増産するよう求めていたが、ロイター通信は、毎月日量40万バレルずつ協調減産幅を縮小する現行枠組みの維持を決める見通しだと報じた。

年明けに1バレル=50ドルを下回っていたニューヨーク原油先物相場は、景気回復に伴う需要増大で上昇。10月末には80ドル台半ばと7年ぶりの高値を付け、代替需要としてガス価格も急騰した。

エネルギー価格の高騰が主導し世界各国でインフレが加速し、回復途上にある景気への悪影響が懸念されている。バイデン米大統領はOPECプラスへの増産圧力を強め、日本政府も10月の関係閣僚会議で産油国に増産を働き掛けることを確認した。(共同)