元AKB48・SDN48でタレントの野呂佳代(38)が、13日午後11時55分から放送の土ドラ「顔だけ先生」(東海テレビ・フジテレビ系)第6話に出演。初役ともいえる地味で存在感のない国語教師・加藤美佐江を演じる。
今年6月から放送された月9「ナイト・ドクター」にベテラン看護師役で出演していた野呂。明るい性格からバラエティー番組ではおなじみだが、最近は役者としても期待が高まっている。私生活では昨年11月にテレビディレクターと結婚し、公私ともに充実した日々を送っている様子だ。
今回は生徒と恋に落ち、未婚のまま出産を決断するという…そんな難役をこれまでのイメージとは真逆の地味なメークで挑んだ野呂に話を聞いた。
――役の人物像は?
「一生懸命生きてきた印象。生活もたぶん慎ましく質素で、恋愛も全然していない。そんなにモテていない人生で、自分でも女性としてはマイナスを感じていて、だからこそ国語教師を生きがいにしていたのかな、と」
――加藤先生の「告白」で学園が大騒ぎとなるが…
「真面目な性格ゆえに世間体、葛藤もありつつ、大人なのに歯止めが利かなかったという部分が“人生”って感じ。恋愛ってやっぱりいろいろと狂わすほどのものがあると思う。でもきっと加藤先生は自分を女として見てくれたことがうれしかった。その部分にはとても共感できる」
――旦那さまにはドラマ出演を話されましたか
「旦那さんは私の仕事をめっちゃ応援してくれ『佳代ちゃんはバラエティーが向いてるけど、本当はお芝居もやりたいんだよね』って私の気持ちを全部分かってくれる人。いろんな仕事が来るたびに喜んでくれるし、気持ちの面でもサポートしてくれている。今回も親と同じくらい喜んでくれた(笑)」
――出演番組も欠かさず見てくれているのですか
「ほとんど見てくれている。バラエティーで私があたふたしていても『楽しそうじゃないか、よかったね』、ドッキリにかかったときにも『さすが、おもしろいね』とひたすら言ってくれる(笑)」
――視聴者にメッセージをお願いします
「世間体を気にして生きる幅が狭まるよりは、私はその時にしかできないことを大切にしながら生きた方が人生楽しいと思う。いろいろあった加藤先生もいい人生になるための選択だったと思う。今、考えの幅が狭い人が多いような気がしていて…見てくださった方々に何かを感じてもらえたらいいな」
ドラマは神尾楓珠主演の学園コメディー。第5話(6日後11・40)放送直後の深夜0時35分から13日午後11時55分までFOD、TVer、GYAO!、Yahoo!で第1~4話が無料配信される。
(産経デジタル)