冬の欧州、コロナ再拡大 WHO「死者50万人恐れ」

ドイツ・ベルリンの施設で、ワクチン接種を待つ人々=3日(AP=共同)
ドイツ・ベルリンの施設で、ワクチン接種を待つ人々=3日(AP=共同)

本格的な冬を迎える欧州で新型コロナウイルスの新規感染者が急増している。感染対策の規制が緩和された一方、一部の国ではワクチン接種が低迷。世界保健機関(WHO)はロシアを含む欧州地域事務局管内で来年2月までに新たに50万人が死亡する恐れがあると警告する。

ドイツ・ミュンヘンの病院でコロナ患者の治療にあたる医療従事者=4日(AP)
ドイツ・ミュンヘンの病院でコロナ患者の治療にあたる医療従事者=4日(AP)

「ワクチン未接種者の間で甚大な感染拡大が今まさに起きている」。ドイツのシュパーン保健相は3日の記者会見で、ドイツに「第4波が本格到来した」と訴えた。

ドイツ衛生当局の4日の発表によると、過去24時間の新規感染者は3万3949人と、昨年春の流行拡大以降最多に。ワクチン接種を終えた人の割合は日本より低い66・9%にとどまる。集中治療病床に収容されるコロナ患者も再び増加し、一部地域では病床不足への懸念が高まっている。(共同)

ドイツ・ベルリンの施設で、ワクチン接種を待つ人=3日(AP=共同)
ドイツ・ベルリンの施設で、ワクチン接種を待つ人=3日(AP=共同)