女流王将戦、里見女流四冠が奪取で5冠に復帰

第43期女流王将戦三番勝負第3局を制し、感想戦に臨む里見香奈新女流王将=4日、東京・千駄ケ谷の将棋会館
第43期女流王将戦三番勝負第3局を制し、感想戦に臨む里見香奈新女流王将=4日、東京・千駄ケ谷の将棋会館

将棋の西山朋佳(ともか)女流王将(26)=白玲(はくれい)・女王・女流王座=に里見香奈女流四冠(29)=清麗・女流名人・女流王位・倉敷藤花=が挑戦した第43期女流王将戦三番勝負(囲碁・将棋チャンネル主催)の第3局が4日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、後手の里見女流四冠が104手で勝ち、対戦成績2勝1敗で女流王将を奪取した。

里見女流四冠は約2年ぶりに女流5冠に復帰。獲得タイトルは通算45期となり、自身が持つ最多記録を更新した。

将棋界史上初の4冠同士の対決は里見新女流王将が制した。両者は現在、第11期女流王座戦五番勝負でも激突しており、第1局は里見新女流王将が先勝している。

西山前女流王将は10月、第1期ヒューリック杯白玲戦(ヒューリック主催)七番勝負を制して初代白玲を獲得。自身最多の女流4冠となったが、女流王将失冠で女流3冠に後退した。

終局後、里見新女流王将は「今回、自分の欠点がたくさん見えた。徐々に改善できるように頑張っていきたい」、西山前女流王将は「ふがいない内容の将棋が多かった。伸びしろと考え、今後も頑張っていきたいと思っています」と、今シリーズをそれぞれ振り返った。