北京五輪あと3カ月 新星続々、フィギュア女子の松生、河辺は伸び盛り

松生理乃の演技=さいたまスーパーアリーナ(撮影・桐原正道)
松生理乃の演技=さいたまスーパーアリーナ(撮影・桐原正道)

北京冬季五輪まで4日であと3カ月となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響は残るが、各競技のシーズンがいよいよ本格化してきた。そんな中、注目を集めるのが新勢力の躍進だ。日本選手団が史上最多のメダルを獲得した東京五輪に続くためにも、次世代スターの活躍に期待が高まる。(北京五輪取材班)

【フィギュア】

フィギュアスケート女子では、昨季の全日本ジュニア選手権覇者の松生(まついけ)理乃(愛知・中京大中京高)と今季シニア2年目の河辺愛菜(まな)(木下アカデミー)が伸び盛りだ。

松生はジャンプの安定感と総合力の高さが強み。昨季はジュニアながらグランプリ(GP)シリーズNHK杯で3位、全日本選手権で4位と健闘し、一躍五輪代表候補に名乗り出た。「周りからの期待や応援も自分の力に変え、大舞台を目指せれば」と意気込む。

河辺はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が武器。今季はスケートカナダに参戦して国際経験も積み、12月の全日本での表彰台を狙う。

【スピード】

スピードスケートでは、10月の全日本距離別選手権男子500メートルで21歳の森重航(わたる)(専大)が初優勝し、代表争いに参戦してきた。

後半の加速が武器。新浜(しんはま)立也(高崎健康福祉大職)、村上右磨(ゆうま)(高堂建設)という世界トップクラスの2人を破り、「(12月の代表)選考会に向けて気持ちを高めていきたい」と目を輝かせる。

スピードスケート・ショートトラックは、9月の全日本距離別選手権で男子は18歳の宮田将吾(阪南大)が500メートルと1000メートル、女子は24歳の平井亜実(トヨタ自動車)が1500メートルと1000メートルを制し、いずれも2冠を達成。初の五輪出場を目指す。