香川県丸亀市のアパートで男性(28)が刃物で切り付けられた事件で、香川県警丸亀署は4日、傷害容疑でベトナム国籍の溶接工、カオ・バン・ドゥック容疑者(40)=同町=を逮捕した。署によると容疑を否認している。男性は顔や腕を切られ病院に運ばれたが命に別条はない。2人は職場の同僚とみられ、署はトラブルがあったとみて経緯を調べる。
逮捕容疑は3日午後5時55分ごろ、丸亀市中津町のアパートの一室で包丁のような刃物で男性の顔などを切り付け、けがを負わせたとしている。
署によると、徒歩で逃走したが、3日深夜に身柄を確保し、4日逮捕した。
2人は現場の部屋で集団生活していたとみられ、当時、他にも人がいたという。近くの住民が「外で人が暴れている。争っているような大声を聞いた」と110番した。