安野光雅が描く洛中洛外

もう一度見たい作品8位 「北野天満宮の梅」

北野天満宮の梅
北野天満宮の梅

菅原道真は讒訴(ざんそ)にあって太宰府に流されたという。自慢ではないが、わたしは近くの津和野にいたから太宰府に行ったことがある。「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花」というくらいだから、太宰府も梅で埋まっていたし、鉢植えまで売っていた。

わが家にもしだれ梅が1本あって、珍しく大きい実がなり、木の下に落ちていたりする。晩ご飯のお総菜は何がいいかと聞かれると、梅干しがあれば何もいらないとあれほどいうのに、では梅干しを作ろうか、という気にはならないらしい。そんなとき大阪弁ではこういう。アホトチャウカ。(あんの みつまさ=画家、抜粋)

■「安野光雅 洛中洛外」令和四年カレンダー発売