群馬の感染警戒度、449日ぶり最低に 知事「引き続きマスク着用を」

警戒度1への引き下げを発表する山本一太知事=4日、県庁(柳原一哉撮)
警戒度1への引き下げを発表する山本一太知事=4日、県庁(柳原一哉撮)

群馬県は4日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、感染状況の改善を踏まえて県独自の警戒度を6日から全県で最低の「1」に引き下げることを決めた。警戒度「1」は昨年8月14日以来449日ぶり。会見した山本一太知事は、第6波への懸念を念頭に、「引き続きマスク着用など基本的な感染防止対策を講じてほしい」と訴えた。

警戒度1の要請では、3密が生じるような混雑した場所に行かないことや、感染拡大都道府県への移動に注意を呼び掛ける。また、ホームパーティーや大人数での会食などへの参加にも注意を求めていく。

県によると、第5波に見舞われた今年の夏場は8月28日に1日の新規感染者数が過去最多の367人に上った。その後は減少に転じ、現状では1週間平均の1日当たり新規感染者数が6・7人(3日時点)、4日の新規感染者数も、わずか1人となった。病床稼働率も8・4%(同)にまで低下している。

山本知事は感染状況の改善について、「ワクチン接種率の高さと、マスク着用など県民の感染防止対策の努力があわさった結果だ」と語った。

一方、会見では、接種証明「ぐんまワクチン手帳」を活用した観光需要喚起策「愛郷ぐんまプロジェクト第3弾」の利用実績についても説明、10月15日からの10日間で約2万4千人泊に上ったと発表した。「滑り出しは順調だ」と述べ、社会経済活動の再開が進んでいるとの認識を示した。