紅葉の名所、京都・永観堂で試験点灯 6日から夜の特別拝観

試験点灯で明るく照らされた永観堂の庭園=4日午後、京都市左京区(渡辺恭晃撮影)
試験点灯で明るく照らされた永観堂の庭園=4日午後、京都市左京区(渡辺恭晃撮影)

「もみじの永観堂」とうたわれる京都屈指の紅葉の名所、永観堂禅林寺(京都市左京区)で4日、夜の特別拝観(6日~12月5日)の試験点灯が行われ、深まりゆく秋の庭園が光に彩られた。色づきは例年より早く、今月下旬には見頃を迎える見込み。

平安貴族の山荘跡に建てられた永観堂は創建以来、多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)に紅葉が愛されてきた。この日は日没とともに約700基の照明が柔らかなオレンジの光を放つと、約3千本の紅葉が錦繡(きんしゅう)を織りなした。

新型コロナウイルス対策として、巡回路を一方通行とするほか、混雑時には入場規制を検討している。期間中は「みかえり阿弥陀」と呼ばれる本尊・阿弥陀如来立像(重要文化財)の拝観も可能で、奥垣内圭哲(おくがうちけいてつ)執事長は「自然の紅葉の美しさと阿弥陀さまの優しい姿を心に刻んでいただきたい」と話した。

午後5時半~8時半(9時消灯)。拝観料は中学生以上600円。