J1連覇の川崎勢が存在感 サッカーW杯最終予選代表発表

三笘薫(撮影・蔵賢斗)
三笘薫(撮影・蔵賢斗)

日本サッカー協会は4日、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選のベトナム戦(11日)とオマーン戦(16日)に臨む日本代表を発表した。

ここまで日本は2勝2敗で勝ち点6の4位。自動的にW杯出場権を得られる2位以内へ向け、森保監督は「土俵際での戦いで力を出し切って、最高の勝ち点を勝ち取りたい」。敵地での2連勝で巻き返しを誓う。

存在感を放つのは、3日にJリーグ連覇を決めた川崎勢だ。元所属を含めると8人に上る。特に目を引くのは初選出の三笘と旗手。今夏に海外移籍した三笘は、鋭いドリブルでサイドを切り開く突破力が持ち味。川崎でFW登録の旗手は中盤や左サイドバックもこなせる器用さがあり、代表入りを果たした。

2-1で勝った10月のオーストラリア戦では川崎出身の守田と田中を抜擢し、中盤に3人を並べる4-3-3の新布陣で結果を残した。川崎も昨季から同じ布陣を採用し、今季は34試合で1敗と圧倒的な強さを誇る。森保監督は「現地での選手状態を見てシステムを選択したい」と明言を避けたが、戦術を深く理解する川崎勢の存在は心強い。

9、10月の連戦はいずれも初戦を落とした。各チームでの試合を経て、短い準備期間で心身を整える難しさがある。指揮官には状態を見極めた柔軟な選手起用も求められる。(川峯千尋)