海運3社、過去最高益 9月中間、巣ごもり需要

米西部カリフォルニア州のオークランド港に並ぶコンテナ(ロイター=共同)
米西部カリフォルニア州のオークランド港に並ぶコンテナ(ロイター=共同)

海運大手3社の令和3年9月中間連結決算が4日出そろい、日本郵船、商船三井、川崎汽船とも最終利益が中間決算として過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍に伴う巣ごもり需要で家具や家電の輸送需要が急増し、コンテナ不足が発生。運賃の高騰が利益を大幅に押し上げた。

最終利益は、日本郵船が前年同期比18・5倍の4113億円、商船三井が9・1倍の2748億円、川崎汽船が25・5倍の2460億円だった。

輸送需要が急拡大したため、世界の主要港では荷物をさばききれなくなり、沖合で長期間入港を待つ船が続出。コンテナの回転が悪くなり、不足に拍車を掛けた。コロナ禍で港に出勤できなくなった作業員が出て、労働力が不足したことも物流停滞の原因になった。