アフガニスタン情勢の混乱を受け、同国から退避した在アフガン日本大使館の現地職員や家族ら計39人が4日、成田空港に到着した。外務省によると、イスラム主義組織タリバンが政権を掌握した後、日本政府の支援で受け入れたのは計331人になった。
アフガンからの出国を希望する現地職員や家族らは、なお200人以上いるといい、日本政府はタリバンとの交渉を含む外交努力を通じて、安全確保や出国支援を進める考え。
今回到着した39人には国際協力機構(JICA)アフガン事務所の現地職員らも含まれており、自力で隣国に出たという。