春高バレー

新潟県予選 男子は東京学館新潟V2、女子は長岡商4連覇

優勝を決め、喜びを爆発させる東京学館新潟の選手たち=3日、新潟市東区の市東総合スポーツセンター(本田賢一撮影)
優勝を決め、喜びを爆発させる東京学館新潟の選手たち=3日、新潟市東区の市東総合スポーツセンター(本田賢一撮影)

「春の高校バレー」として来年1月に開かれる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会への出場をかけた新潟県予選会(県バレーボール協会、産経新聞社、NSTなど主催)の決勝が3日、新潟市東区の市東総合スポーツセンターで行われた。男子は東京学館新潟が新発田中央に3-0でストレート勝ちし2年連続14回目、女子は長岡商が新潟中央を3-2で振り切り、4年連続10回目の優勝を果たした。全国大会は来年1月5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。

【男子】

東京学館は、ベンチ入り18人中10人が身長180センチ以上と高さが特徴のチーム。191センチのエース木下(3年)が得点源となり、試合を優位に進めた。最後も木下が豪快にバックアタックを決め、優勝を手繰り寄せた。新発田中央は2年生エース服部のスパイクなどで応戦したが、総合力に勝る東京学館に及ばなかった。

東京学館の渡辺健太郎監督は「チームでやってきたことを決勝で全て出し切ることができた。全国大会では一戦必勝でやりたい」と抱負を語った。木下柊人(しゅうと)主将は「優勝を決める最後のボールは自分のところに来ると思っていた。チームで取った1点だった」と振り返った。

【女子】

長岡商は、1、2年生だけで決勝に勝ち上がってきた新潟中央と対戦。両チームとも粘り強くボールをつなぐチームで、一進一退のゲーム展開でフルセットまでもつれ込んだ。長岡商はエース水落(3年)がけがで離脱し苦しい展開となったが、主将の穗苅(3年)や本田(2年)らが抜けた穴をカバーした。新潟中央は1年生の遠藤らが奮闘したが、あと一歩のところで初優勝を逃した。

 激戦の末に優勝を決めた長岡商業。選手たちはコートに座り込み歓喜の涙を流した=3日、新潟市東区の市東総合スポーツセンター(本田賢一撮影)
激戦の末に優勝を決めた長岡商業。選手たちはコートに座り込み歓喜の涙を流した=3日、新潟市東区の市東総合スポーツセンター(本田賢一撮影)

長岡商の曽根喜広監督は「うれしい気持ちとほっとした気持ちが半々の状態。全国ではベスト8を目指したい」。穂苅美桜(みお)主将は「けがで試合に出ることができなかった水落を絶対に春高バレーに連れていくという強い思いで決勝を戦った」と振り返った。

県予選会では新型コロナウイルス対策を徹底。男女とも一般観客は入れずに行い、決勝のみ各チームの部員や家族ら最大50人が応援で入場できるようにした。応援は拍手のみ。さらに、ベンチ入り全選手の2週間分の体温記録を提出してもらい、試合当日も入場前に検温。競技中以外はマスクを着用させ、手指やベンチなどの消毒も徹底した。(本田賢一)