米バージニア知事選、共和党候補が逆転勝利 トランプ氏が支持

2日、投票所の外で支持者と話す米バージニア州知事選の共和党候補ヤンキン氏(左)=同州シャンティリー(ロイター=共同)
2日、投票所の外で支持者と話す米バージニア州知事選の共和党候補ヤンキン氏(左)=同州シャンティリー(ロイター=共同)

【ワシントン=大内清】2022年秋の米中間選挙の前哨戦と位置づけられる南部バージニア州の知事選は3日開票が進み、米主要メディアによると、共和党候補のグレン・ヤンキン氏(54)が接戦の末に民主党候補のテリー・マコーリフ前州知事(64)を下して初当選を決めた。政権の行方を占う中間選挙に向け、民主党とバイデン政権は戦略の練り直しを迫られることになる。

共和党内でなお力を持つトランプ前大統領からの支持を得ていたヤンキン氏が勝利したことで、トランプ氏の影響力が強まる可能性もある。トランプ氏は2日夜の投票終了後に声明を出し、自身を支持する有権者からの投票がなければヤンキン氏が「勝利に近づくこともなかった」と存在感を誇示した。

首都ワシントンに隣接する同州では、20年の大統領選でバイデン氏がトランプ氏に約10ポイント差をつけて勝利していた。今回の知事選では、先行するマコーリフ氏がヤンキン氏を「トランプ氏気取り」などと呼んで反トランプ票を糾合する戦略をとったのに対し、ヤンキン氏は人種差別に関する教育の偏向を是正するなどと訴えて猛追していた。