味を増す演技…橋爪功さん(80)旭日小綬章に「恐縮の極み」

旭日小綬章に決まった俳優の橋爪功さん
旭日小綬章に決まった俳優の橋爪功さん

令和3年秋の叙勲受章者が3日付で発表された。優れた功績で各界に貢献してきた第一人者たち。俳優の橋爪功さんに喜びの声を聞いた。

「いやはや、なんともはや、恐縮の極みです。妙にお恥ずかしい限りです」。旭日小綬章の知らせに、率直な思いをコメントの形で寄せた。

俳優の道を歩み始めたのは、高校卒業後の1961年。文学座付属演劇研究所に入所し座員となった後、劇団雲に入団。75年に芥川比呂志さんらと演劇集団円を創設し、代表を務めている。

80年代、映画「マルサの女」やNHK連続テレビ小説「青春家族」で注目され、癖が強い役でも実直な役でも血が通う演技は年を重ねるほどに味わいが増した。近年も映画「東京家族」「家族はつらいよ」シリーズなど主役級での活躍が続く。

2019年の主演舞台「Le Père 父」では認知症が進み困惑する男性を演じ、読売演劇大賞の大賞・最優秀男優賞に輝いた。

受勲に周囲へ丁寧な感謝の意を記した。「私を変わらず支えて下さった方、全てに御礼を申し上げます」

橋爪功さんら秋の叙勲 4036人受章