自殺未遂後、学校に「死にたい」 市教委いじめと判断せず、旭川中2凍死

旭川市議会で答弁する今津寛介市長=10月28日午前、北海道旭川市
旭川市議会で答弁する今津寛介市長=10月28日午前、北海道旭川市

北海道旭川市で3月、いじめを受けた疑いがある中学2年、広瀬爽彩(さあや)さん(14)が凍死しているのが見つかった問題で、広瀬さんが令和元年に川に入る自殺未遂を起こした際、学校に電話をかけ「死にたい」と再三訴えていたことが3日、遺族側に開示された道教育委員会の文書で分かった。

この自殺未遂を受け、道教委はいじめとして対応するよう指導したものの、旭川市教委が当時、本人からいじめ被害の申告がないことなどを理由に、いじめと判断しなかったことも判明した。

文書などによると、広瀬さんは元年6月、市内の公園で複数の中学生の前でからかわれたことを契機に、土手から3~4メートル下にある川岸に飛び降り、自ら川に入る自殺未遂を起こした。その後、川に入ったまま学校に電話をかけ、対応した教員に泣きながら「死にたい」と繰り返し訴えた。