県教委、教諭らの責任認める 岡山高2自殺巡り遺族に

岡山県立岡山操山高(岡山市)の野球部マネジャーで2年だった男子生徒=当時(16)=が平成24年に自殺した問題で、県教育委員会は3日、遺族と面談し、野球部の監督だった男性教諭の叱責や体罰が自殺の原因だったと説明した。教諭ら学校側の責任だったと認めた形だ。

問題を調査した第三者委員会は今年3月、教諭の指導と生徒の自殺との因果関係を認める報告書を公表したのに対し、県教委はこれまで見解を明らかにしていなかった。面談で県教委は「教員の立場を利用したハラスメントがあった」と報告書の内容を全面的に認めた。調査や第三者委の設置が遅れた理由は「組織としての保身」と説明した。

第三者委の報告書によると、生徒は当初は選手として入部。監督は「死ね」「帰れ」と発言するなど行き過ぎた指導があり、生徒は普段から監督を畏怖して萎縮。24年6月に退部しマネジャーとして翌7月に復帰したが、数日後に自殺した。