「渋滞回避交差点」でロボ五輪世界大会へ 追手門学院大手前高 大阪

世界大会に向け、「渋滞回避交差点」のプレゼンテーションを練習する南方博さん(右)と伊賀妃里さん=大阪市中央区
世界大会に向け、「渋滞回避交差点」のプレゼンテーションを練習する南方博さん(右)と伊賀妃里さん=大阪市中央区

ロボットの自動制御技術などを競う「ワールド・ロボット・オリンピアード(WRO)」の国内大会で、追手門学院大手前高校(大阪市中央区)ロボットサイエンス部の男女ペアが、オープン・カテゴリーのシニア部門で最優秀に次ぐ優秀賞を獲得した。今月、オンライン開催の世界大会に挑む。

受賞したのは、信号のない交差点を実現する「渋滞回避交差点」。リーダーの2年、南方博さん(17)は「今回の新交通システムはロボット開発活動の集大成。未来につながるアイデアを海外の人たちに理解してもらえるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

WROは未来の科学者や技術者育成を目指す団体で、世界の子供たちを対象にロボットコンテストを実施。国内大会は10月、オンラインで行われた。

「渋滞回避交差点」は、センサーで車の動きを予測してスピードを自動制御するシステム。複数の車が交差点に進入しても衝突しないよう減速させ、停止することなく通過させる。車は停止、発進という動作が不要になり、エネルギーの消費が少なくてすむ。

コンテストは、製作経緯などを説明するプレゼンテーションも重要なポイントだ。ふたりは、模型などを使ってプログラムの正確さなどを発表し、プログラミング技術やプレゼンテーションなどの総合評価で高得点を得た。

プログラミングを担当した2年、伊賀妃里(ひより)さん(16)は「半年以上の研究の成果を評価してもらい、優秀賞を獲得できてとてもうれしい。世界大会に向けてさらなる改善を加えていきたい」と話した。

世界大会は11月18日から4日間の日程で開催される。