東京五輪スケートボード女子ストリートで日本選手として最年少の金メダリストとなった西矢椛選手(14)の地元・大阪府松原市の市役所前で2日、金色に塗られた郵便ポストが設置され、除幕式が開かれた。西矢選手は松原市で生まれ育ち、市内の施設で練習を重ねた。功績と健闘をたたえるポストには西矢選手の名前や種目を書いたプレートが掲げられた。
除幕式が市役所前で開かれ、沢井宏文市長らが出席。西矢選手本人は遠征のため欠席した。遠征のため欠席した西矢選手は「帰国後に家族と一緒に足を運びたい。ポストが松原市の皆様にとって誇りに思ってもらえるように、笑顔で楽しく私らしくスケートボードをしたい」とするコメントを寄せた。
金色のポストは、東京五輪の金メダリストゆかりの地に内閣官房と日本郵便が選手の了承を得て設置しており、全国6カ所目。多くの人にポストを訪れてもらい、地域を盛り上げる狙いもある。