ミスで放射性物質「不検出」に 第1原発沖海底土

原子力規制庁は2日、東京電力福島第1原発沖の海底の土に含まれる放射性物質の濃度測定で事務上のミスがあり、30試料のうち16試料を「不検出」としていたと明らかにした。データを再解析すると数値は十分に低く、環境への影響はないという。

規制庁によると、2014年にストロンチウム90の検出下限値の目標値が、海底の土1キロ当たり0・3ベクレルから0・1ベクレルに厳しくなったのに、委託業者への仕様書の数値を更新していなかった。

今年7月、データを確認していた規制庁監視情報課の職員が気付いて判明した。「事務的ミスで不適切だった」とし、庁内の情報共有の徹底を図るという。