空港貨物けん引車を電動化 豊田織機、二酸化炭素削減に貢献

豊田自動織機が発売した空港で貨物をけん引する電動トラクター
豊田自動織機が発売した空港で貨物をけん引する電動トラクター

トヨタ自動車グループの豊田自動織機が空港で貨物をけん引する電動トラクターを発売した。空港の二酸化炭素(CO2)排出量を減らし脱炭素社会の実現に貢献する。

トラクターはパワーが重視されるためエンジン車が主流だ。空港でスーツケースなどの貨物を積んだコンテナを一度に4~6両引っ張ったり、工場で自動車部品や飲料を大量に積んで運んだりする。国内で電動車が占める割合は3%程度にとどまる。

豊田自動織機が発売した空港で貨物をけん引する電動トラクターのイメージ
豊田自動織機が発売した空港で貨物をけん引する電動トラクターのイメージ

同社が今回開発した電動車のけん引重量は約27トンで、従来のエンジン車とほぼ同等のパワーを発揮する。走行速度や登坂能力もエンジン車と肩を並べる性能を備えた。

8~10時間の充電で約8時間の連続稼働が可能で、1台当たり年間約10トンのCO2排出量を削減できる。価格は844万8千円。