米、「IS―K」参加志望のイラク系米国人訴追

米司法省の建物(ロイター)
米司法省の建物(ロイター)

【ワシントン=大内清】米司法省は1日、アフガニスタンで活動するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)傘下の「ホラサン州」(IS―K)に参加しようとしたとして、同日までにイラク系米国人、ナセル・アルマダオジ容疑者(22)を逮捕・訴追したと発表した。

同容疑者は1日の公判開始に先立って有罪を認め、武器や爆発物の扱いなどの訓練を受けるためにIS―Kへの参加を企てたことなどを供述した。また、発表によると同容疑者は2018年10月に実際にアフガンへの渡航を試みたり、同年2月にエジプトへ渡って同国のIS系組織「シナイ州」にも接触を図ったりしたほか、仲介者を通じてIS側に米国内でのテロ活動を支援する意思を伝えていたという。

アフガンをめぐっては、今年8月の駐留米軍撤収やイスラム原理主義勢力タリバンによる実権掌握を受け、再び「テロの温床」化するとの懸念が強まっている。