ヤクルト村上、初の本塁打王「ほっとした」

【プロ野球ヤクルト対広島】試合後 シーズン最終戦セレモニー 優勝ペナントを持って場内一周する村上宗隆(中央)、奥川恭伸(右)らヤクルトナイン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
【プロ野球ヤクルト対広島】試合後 シーズン最終戦セレモニー 優勝ペナントを持って場内一周する村上宗隆(中央)、奥川恭伸(右)らヤクルトナイン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)

セ・リーグは1日、ヤクルト―広島が行われ、レギュラーシーズンの全日程が終了した。

試合後の優勝セレモニー。ファンの歓声を受けながら、優勝ペナントを手に場内を一周すると、まだあどけなさが残る笑顔がはじけた。ヤクルトの村上は12試合ぶりのアーチを描くことはできなかったが、巨人の岡本和に並ぶ39本塁打。1955年の町田行彦(国鉄)に並ぶセ・リーグ史上最年少の21歳で本塁打王のタイトルを手にし、優勝に花を添えた。「目標だったタイトルをとれて、ほっとした」と白い歯を見せた。

本塁打数はトップに並んでいたが、打点は112で、岡本和を1点差で追う状況で迎えた最終戦だったが、5打数無安打で、打点ゼロに終わった。「欲を言えば打点王も取りたかった。あと1本の壁が大きいのかなと思った」と首を振った。

とはいえ、2年連続となる全試合4番出場。9月19日には史上最年少の通算100本塁打を放つなど、圧倒的な存在感でチームのリーグ制覇に貢献した。「クライマックスシリーズ、日本シリーズと緊張した試合が続く。やってきたことを信じて頑張る」。若きスラッガーがヤクルトを日本一の高みへ導く。(五十嵐一)