北京五輪の取材規制批判 中国外国人記者団体

記者会見する中国外務省の汪文斌副報道局長(共同)
記者会見する中国外務省の汪文斌副報道局長(共同)

中国外国人記者クラブ(FCCC)は2日までに、北京冬季五輪に関する外国人記者の取材活動が妨げられていると批判する声明を公表した。来年2月の開幕に向け、透明性を高めて取材環境を改善するよう、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)に求めた。

声明によると、聖火到着などのイベントや五輪関連の記者会見は国内メディアのみが参加し、外国人記者の大半は取材が認められていない。当局はイベント直前に新型コロナウイルスの検査を求めるなどして取材を制限しているという。

「開幕まで3カ月だが、外国人記者が大会を取材できるかどうか全く不透明だ」と非難した。

中国外務省の汪文斌副報道局長は2日の記者会見で、新型コロナの感染リスクに配慮して運営を行っていると強調し、声明は「事実と合わない」と反発した。その上で、外国人記者によるテスト大会の取材機会を増やすよう検討していると明らかにした。(共同)