秋田拠点の「わらび座」が民事再生手続開始

弁護士とともに民事再生手続開始について説明する株式会社わらび座の山川龍巳社長(右)=2日、秋田県庁
弁護士とともに民事再生手続開始について説明する株式会社わらび座の山川龍巳社長(右)=2日、秋田県庁

劇団を中心とする「あきた芸術村」を運営する株式会社わらび座(山川龍巳社長、秋田県仙北市)は2日、秋田地裁から民事再生手続開始の決定を受けたと発表した。負債総額は14億4600万円。最盛期は年間20億円あった売り上げが直近は5億円に落ち込んだ。来年3月までに再生計画をまとめる。

山川社長は「2年にわたるコロナ禍で来場者が激減し、申し訳ない結果となった」と陳謝したうえ、「9月に設立した一般社団法人わらび座に早ければ年内にもパートを含む従業員約200人とすべての事業を承継したい」と語った。

社団法人の代表理事には、株式会社の取締役支配人を務める今村晋介氏が就任。秋田商工会議所の三浦廣巳会頭が会長となり「新法人サポート体制」も結成した。