対北制裁「履行に全力」と松野氏 中露の緩和提示で

松野博一官房長官(矢島康弘撮影)
松野博一官房長官(矢島康弘撮影)

松野博一官房長官は2日の記者会見で、中国とロシアが国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁の緩和を理事国に提示しているとされることについて、「日米や日米韓で緊密に連携し、国際社会と協力しながら、決議の履行確保に全力を尽くしていきたい」と述べた。

中露は理事国に対し、北朝鮮国民の暮らしを改善するためだとして、海産物や繊維製品の輸出禁止解除など、制裁の一部緩和を求める決議案を提示しているとされる。

松野氏は「理事国でないわが国としてコメントすることは差し控えたい」とした上で、北朝鮮の核開発や弾道ミサイル発射などが国際社会の脅威となっていると強調。完全、かつ検証可能で不可逆的な非核化の実現などに向け「安保理決議の完全な履行が不可欠」などと述べた。