危険時「ドア開放、救出」を指示 京王線事件で国交省

事件のあった京王線の車両から逃げる乗客ら=10月31日夜、京王線国領駅(@siz33さん提供)
事件のあった京王線の車両から逃げる乗客ら=10月31日夜、京王線国領駅(@siz33さん提供)

国土交通省は2日、京王線特急の乗客刺傷事件を受け、危険が迫っている場合に列車が本来の位置からずれて停車した場合は車両のドアとホームドアを開けて乗客を救出するのを基本とするよう鉄道各社に指示した。同日開いたJR各社や大手私鉄の安全統括管理者との緊急会議で再発防止策を話し合い、見解をまとめた。

会議はオンラインで、冒頭を除き非公開。国交省の上原淳鉄道局長は「警備の強化や事件発生時の情報共有、乗客の安全確保などについて、さらなる再発防止策を検討してもらいたい」とあいさつした。

国交省は8月の小田急線乗客刺傷事件でも同様の会議で鉄道事業者と意見交換し、警備員の巡回強化や防犯カメラ増設といった対策をまとめていた。

斉藤鉄夫国交相が2日午前の閣議後記者会見で、会議の開催を表明していた。