サンライト帳

ママ記者の手紙⑬いただきます

子育てと仕事の毎日で一息付けるのが昼食の時間。この1時間は一人、ゆっくりと過ごす。定食、できれば和食が食べられる店に入り、育児仲間の妹にラインしたり、読みたかった記事や本を手に料理を待つ。そして全力で食べる ▼いつも動き回り、授乳も続けているので常におなかがすいている。福岡のグルメ雑誌「ソワニエプラス」や、新聞各紙の地方欄をチェックし店の目星を付ける。ご飯にみそ汁、漬物、小鉢にメインの料理。ほっとする味と気持ちのいい接客に午後の活力をもらう。旬の野菜や魚の料理は夕飯のヒントにもなる ▼身長約150センチの小柄な体でご飯をおかわりすると、隣の男性がチラ見する。子育ては体力勝負。仕事をする上でも免疫力は落とせない。高校時代の副担任の言葉がよみがえる。「疲れたら腹いっぱい食べろ。気持ちが前向きになる」。隣の男性も食べて力を得に来た同志。おなかを満たした人たちが午後の仕事に繰り出す姿に、日本の労働力を支える飲食店の力を思う。(一居真由子)