義足のコウノトリ死ぬ 左足失いリハビリも

義足をつけたコウノトリ(兵庫県立コウノトリの郷公園提供)
義足をつけたコウノトリ(兵庫県立コウノトリの郷公園提供)

兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)は2日、欠損した左脚に義足をつけ、リハビリを続けていた国の特別天然記念物コウノトリが死んだと発表した。

昨年5月に豊岡市内で孵化(ふか)した雌。巣立ち後は県内を飛び回っていたが、今年1月、同県稲美町内のため池で、左脚部分をなくした状態で保護された。

郷公園では獣医師らが「義足プロジェクトチーム」を結成し、コウノトリに合う義足を試作。4月に神戸医療福祉専門学校が協力を申し出て、本格的な義足でリハビリを続けていたが10月31日に死んだ。

郷公園によると、死因は呼吸器系の感染症という。担当者は「多くの人からの応援をもらっていたので、非常に残念」と話した。